理念

多様性と 包摂性

「私たちは世界中のライアターの多様性を重んじています―世代を超えて深く共鳴してもらえるようなゲームを作り出すこと、遊ぶこと、そういった私たちが心血を注ぐ物事を成し遂げる過程で、ひとりひとりの"違い"はむしろ大いに活かされています」

すでにご存知の方もいるかと思いますが、ライアットはカルチャーというものを大切にしています。それは私たちの作り出すものすべてに現れています。こちらこちらの記事、あるいはこちらの動画をご覧いただければと思います。仲間を勇気づけ、そしてフィードバックを大切にするという私たちの求めるカルチャーは、最善のアイデアや、慣習を打ち破る新しい方法、最良の結果をもたらし、ひいては全世界の大勢のプレイヤーのみなさんに驚きと喜びを届けるためにあるのです。また私たちは、ライアターひとりひとりの多様な経験や視点に十分耳を傾けていきたいと考えています。私たちが目指しているのは日々の仕事においてお互いを尊重し、全員に対して"開かれている"カルチャーなのです。

私たち自身を、そしてゲーム業界全体を見つめ直してみたとき、これまでよりも意図的・積極的な一歩踏み込んだ姿勢をもって一人ひとりの意見を大切なものとして扱い、多様性を受け入れる環境をはぐくみ育てることが必要であるのは明らかでした。ライアットの仕事のあらゆる側面が、そういった私たちの目指すカルチャーによって裏打ちされるようなものでなくてはならないのです。いわゆるD&I(Diversity & Inclusion)と呼ばれているような「多様性と包摂性」のプログラムを実施してそれでおしまい、というだけではこの目標は達成できません。そうではなくて私たちは、社内の隅々までマニフェストを浸透させ、そこから弾性があり多様で、誰に対しても開かれた空気を持つライアットカルチャーを育てていくことを選択しました。

私たちは、誰に対しても開かれ、多様性に富み、皆に力を与えるような職場環境を確立し、この先も維持していけるように、目標に向けて専門のチームを立ち上げました。4月にはタウンホールミーティングを開き、社員にこのチームの役割を紹介しました。そして今日、ここで初めて社外の皆さんに現在進行中のプランの一部をお知らせすることができることを嬉しく思います。

Fist Bump

それでは順を追ってご紹介します。

  • どんなチーム?私たちは複数の分野から集まった小チームで、エグゼクティブリーダーチームが上役としてサポートします。チームはタレント(一般的にはHRと呼ばれます)、リクルーティング、インサイト(データおよびデータ分析チームとも呼ばれます)、コミュニケーション法務などの人員で構成されています。メンバー全員がリーダー陣と緊密に協力しながら、D&Iの理念をすべての部門やチームにくまなく行き渡らせます。
  • 目指すゴールは?私たちのゴールには、例えば文化による受け取り方の違い、温度感の違い、出来高、求職者の統計、ヘッドカウント(適正な社員数)、勤務評定、給与といったさまざまなトピックが絡んできます。私たちはライアターのニーズや問題点、心理傾向を注意深く観察し、寄り添っていくことでD&Iの理想を理想として終わらせずに実現したいと考えています。また、ライアットカルマ運動(「社会奉仕活動」のことです)を通じて教育やコミュニティーの多様性をサポートすることで、テクノロジーやゲーム業界全体に寄与できるような変化を少しでも生み出すことができればと期待しています。
  • 何をもって成功とするか?ライアターたちがライアットを誇りに思うと同時に、自分たちのリーダー陣はD&Iの意義を身をもって示していると感じ、それについても誇りを抱けるのであれば、私たちの仕事は正しく実行され、目指す環境が醸成されつつあると言えるでしょう。社外に関して言えば、これまでゲームやテクノロジーの分野であまり目立ってこなかったような人たちが、ライアットにキャリア成長やリーダーシップの発揮、自己啓発のチャンスを見出し、多様性の受容という点でもナンバーワンの選択肢としてライアットを評価してくれるようになるならば、それはチームにとっての前進でもあると言えるでしょう。

以下にライアットのD&Iの詳細とフォーカスポイントの一部を紹介しましょう。まだまだ成すべきことはたくさんありますが、信念を持ってコミットし続けていきたいと考えています。

チームの役どころ

データに基づく判断​

ライアットはいつも、データが手元にあることに重きを置いてきました。これまでも製品分析の分野では活用してきましたが、今後はD&Iにも同様のアプローチを取りたく考えています。ライアターと協力して関連データを慎重に検討し、どこに改善の余地があるかを知る手がかりとして活用します。

フェアネス​

私たちは機会と結果の両面でフェアといえる組織体系を形成、維持することを目指しています。データを活用することで、採用プロセスやパフォーマンスマネジメント、給与システム、昇進率を含むタレント開発の根幹をなすプロセスの改善点を探ることができます。

多様性のあるチーム

強いのはいつも多様性のあるチームです。ややこしい問題(ライアットが好む類の問題です)が持ち上がった時に上手く機能するのは、画一性重視のチームや同じような意見ばかりが唱えられエコーチェンバー現象に陥ってしまうようなチームではなく、多様性のあるチームです。プレイヤーに今よりも良いものを提供できるようにするには、お互いの意見をぶつけ合うことができる多様性のあるチームが組織をリードしていくことが求められます。

 

違いを受け入れること​

私たちはすべてのライアターに、ありのままの自分で仕事場に来られると感じてほしいと願っています。ライアットには、人の見た目や信仰、性的アイデンティティーの表現や生まれや育ち、どういう人を愛するかといったことを束縛するようなテンプレートはありません。さまざまな物の見方をもって問題に挑むことで、自分たちの常識を打ち壊すことにもつながるのです。

White Board

チームのフォーカス

リクルーティング

多くの組織にとって、リクルーティング部門は意図せずバイアスがかかってしまう領域です。ライアットはそのバイアスを排除するための取り組みをしています。それは、仕事内容の説明を洗い直し、どんな背景を持った人にもわかりやすいものにすること。学歴による先入観にとらわれないようにすること。面接担当者にトレーニングと教育を行い、バイアスを認識・排除できるようにすること。そして、選考対象枠の範囲を広げることです。

タレント開発

私たちはパフォーマンスマネジメントやキャリア成長等の人材成長のプロセスを慎重に検証しながら、常に改善を図っています。将来的にはメンターシップサポート制度を導入し、才能あるライアターがリーダーシップを発揮できるようにしたいと考えています。

リーダー層の教育

ライアットのリーダーたちは、ライアットカルチャーを見守る執事のようなものです。D&Iチームは外部のコンサルタントと協力して、無意識のバイアスが職場に与える影響についてリーダーやマネージャーに教育を行い、開かれた環境作りに役立つツールを提供しています。リーダーにはこうした基準を拠りどころとしながら、パフォーマンスマネジメントを通じて私たちの価値観を促進していくことが期待されます。

多様なライアターを支援

多くのライアターが、仲間と"つながり"を持ち、コミュニティーを作ることで、ライアットやひいては業界全体を盛り上げていきたいという想いを抱いています。私たちはライアター・リソース・グループを立ち上げて、女性、セクシュアルマイノリティ、障がい者、有色人種の分け隔てなく、つながりを支援し、いつでもサポートがあるという安心感を生み出すことができればと考えています。

 

こうした活動に私たちは真剣に取り組み、D&Iの理念に基づいた行動や価値観を生み出そうと努力しています。ライアットはD&Iの基本理念にならい、すべてのライアターにとっていつでも安全で開かれた職場を実現しなくてはなりません。ライアットは差別やハラスメント、その他の敵意ある行為を一切許容しません。そして何よりも大切なことは、ライアットのリーダーたちがD&Iへのコミットメントを身をもって示し、担当のチーム全体にその理念を波及していくことです。  

ライアットD&Iチームとライアター一同を代表して、この記事をお読みいただいたことに感謝します。D&Iについての続報にご期待ください。まだまだ学ぶこと、成長しなくてはならないことはたくさんありますので。

ライアット D&Iチーム