皆さん、こんにちは!Tomです。Evoのおかげで本当に特別な週末となりました。今回はそれを振り返っていきたいと思います。まず初めに、私たちのブースに足を運んでProject Lをプレイしていただいた皆さん、ありがとうございました。開発チームの代表として述べると、皆さんのProject Lに対する盛り上がりと情熱に圧倒されました!皆さんに実際に本作をプレイできる機会を提供できたことはとても嬉しく思います。私たちは確かな目的を持ってEvoへの出展を行いました。ゲーム開発者の観点からこの週末の感想をお話ししていきます。
すでに何度もお伝えしている通り、Project Lはまだまだ開発途上です。では、なぜEvoへ出展したのか?その理由は簡単で、皆さんからのフィードバックが私たちにとってかけがえのないものだからです。今回のプレイテストは形式的なものではなく、私たちがこのゲームを届けたいと思っている皆さんからの全体的な感触を確かめるためのものでした。
さて、結果はどうだったのか?実際に皆さんからいただいた主要なフィードバックをいくつかまとめたので、リリースまでに今後どのようにそれらの問題に取り組むかを含めてお伝えします。





まず、デュオとミックスモードプレイについてです。
これによって格闘ゲームに新たな種類の楽しみをもたらせたことにとても興奮しました。そして、多くの皆さんが同じように感じてくださったことを願っています!デュオプレイも好感触でしたが、多くの来場者は筋金入りのソロプレイヤーでした。どちらが有利かについての理論を語る声をたくさん耳にしましたが、これはまさに私たちが求めていた反響です。これに関しては、大きな可能性を秘めた幅広い議論の余地がある部分だと思いますので、今後のProject Lの進展に合わせて継続的に意見をお寄せください。
また、ゲームプレイの明瞭性についてもたくさんのありがたいフィードバックをいただきました。そのなかには、試合が激しさを増すと動きが分かりくくなるという意見がありました。現在の開発段階を考慮すると、これはそこまで心配することではないと考えています。戦闘のペースや熱を落とさずに、対戦の重要な局面を明瞭明快なものにしていくためにできることはたくさんあります。まず、メインチャンピオンとアシストチャンピオンの切り替え時の映像的な明瞭性や、対戦中の重要な局面の緊急動作(ブロッキングやラストスタンド)などに焦点を当てます。さらに、スキル発動可能状態がもっと分かりやすくなるようにHUDを改良する予定です。
今回は、私たちが正しい方向に進んでいるかを確かめるための最大の機会となりました。そして、現段階のProject Lについて大きな期待を持つことができました。会場での皆さんの反応を見た限り、皆さんにも同じように感じていただけたのではないでしょうか。私たちは何度も意見を寄せてくださる強固な基盤を持ち、今回は皆さんからのフィードバックのおかげでゲームをより良くするための次なるステップが明確になりました。





繰り返しになりますが、Project Lはまだまだ開発段階です。開発チーム一同、この週末で学んだことに対して取り組めるのが今から楽しみです。
実際に来場された方もオンラインで視聴された方も、本当にありがとうございました。格闘ゲームをサポートし、そして私たちのコミュニティーの成長を手伝ってくださることに感謝しています。また、Project Lのブースに立ち寄ってくださった皆さん、ゲームのテストプレイに協力してくださり本当にありがとうございました。これを基に皆さんに満足していただけるものを作っていきます。今回は私たちにとって大いなる一歩となりました!今後もリリースに向けて最新情報を随時お届けしていきます。

この記事を終える前にもう一つお伝えすることがあります。Project Lのブースにお越しいただいた方の多くから、私たちのカスタムアーケードスティックを購入したいとの声がありました。現段階で正式にご案内することはできませんが、感謝の気持ちとして、ダウンロード用スティックアート(参考画像はこちら)をご用意したので、ぜひご自身のアーケードスティックをカスタマイズしてください。会場ではHORIのファイティングスティックαを使用しましたが、ほとんどのアーケードスティックとヒットボックスで簡単にカスタマイズ可能です。今回は以上です。続報をお楽しみに。またお会いしましょう!


Tom Cannon
Tom Cannonは、「Project L」のシニアディレクター兼エグゼクティブプロデューサーです。Project Lは、EVO Championship SeriesやロールバックネットコードプログラムGGPOの創設者であるTom CannonとTony Cannonが率いる、ライアットのリーグ・オブ・レジェンドの格闘ゲームです。 Tomは「Project L」だけでなく、カリフォルニア州レッドウッドシティにあるライアットのベイエリアスタジオも率いています。